2020年8月7日

県内建設業における労働災害が増加しています。
〜富山労働局長より労働災害防止の取組について緊急要請がありました〜



 このたび富山県内における建設業の休業4日以上の労働災害が増加しているため、富山労働局長より労働災害防止の取組について緊急要請がありました。

労働災害の撲滅に向けて
建設業における労働災害が増加していることから、企業の安全衛生活動を今一度点検していただき、関係者が一体となって労働災害の防止に努めること。
点検要請事項
労働者に対し、建設業労働災害防止規定等の遵守について教育等を行なうこと。特に、経験の少ない労働者に留意すること。
現場巡視を実施し、安全衛生管理活動を一層推進すること。
作業に応じた墜落防止措置や転倒防止措置を徹底すること。
熱中症予防対策を徹底すること。

富山県内における労働災害の発生状況
@全産業

 令和2年1〜6月の労働災害発生状況(速報値)では、富山県内における休業4日以上の死傷者数は全産業では466人となり、昨年同月比で3人増(+0.6%)となり、死傷者数は全産業で5人となっており、昨年同期比で1人減少となっています。

A建設業(富山県内の労働災害の発生状況
・県内の建設業における労働災害

 建設業に限って比較した場合、死亡災害は発生していませんが、富山及び高岡監督署管内において多く増加しており、休業4日以上の労働災害が84人と、昨年同期比で20人増(+31.3%)となっています。

・事故の型別にみる労働災害発生状況
 下のとおり従来からその防止に取り組んできた型の労働災害が多く発生しており、とりわけ脚立やトラックの荷台等からの転落災害が多くみられるほか、外国人労働者の労働災害も8人(前年同期1人)と昨年に比べ急増している状況です。

墜落・転落 29人(建設業全体の34.5%)
転   倒 15人(建設業全体の17.9%)
飛来・落下 14人(建設業全体の16.7%)

・富山監督署管内における労働災害発生状況
令和2年1〜6月及び令和元年1〜6月度
業種別 2年 元年 増減
建設業 土木工事業 11 +6人
建築工事業 21 13 +8人
建築工事業の内
木造家屋建築工事業
(5) (4) (+1人)
その他の建設業 +5人
39 20 +19人

・高岡監督署管内における労働災害発生状況
令和2年1〜6月及び令和元年1〜6月度
業種別 2年 元年 増減
建設業 土木工事業 +2人
建築工事業 11 +2人
建築工事業の内
木造家屋建築工事業
(4) (4) (+1人)
その他の建設業 +2人
19 13 +6人

・魚津監督署管内における労働災害発生状況
令和2年1〜6月及び令和元年1〜6月度
業種別 2年 元年 増減
建設業 土木工事業 +2人
建築工事業 11 −3人
建築工事業の内
木造家屋建築工事業
(6) (3) (+3人)
その他の建設業 +−0
16 17 −1人

・砺波監督署管内における労働災害発生状況
令和2年1〜6月及び令和元年1〜6月度
業種別 2年 元年 増減
建設業 土木工事業 −4人
建築工事業 +1人
建築工事業の内
木造家屋建築工事業
(3) (3) (+−0)
その他の建設業 −1人
10 14 −4人

リーフレット「STOP!労働災害〜建設業の労働災害が増加中〜」
2020年7月31日付け富山労働局報道発表

・参考資料
令和元年労働災害の現状(富山県版)
富山県内の労働災害発生状況
・リーフレット等
墜落・転落災害の防止
@はしごや脚立
はしごや脚立から墜落・転落災害をなくしましょう
Aトラックの荷台
陸上貨物運送事業における労働災害防止に向けた一層の取組について(トラック荷台からの転落防止等荷役災害対策の推進(令和2年8月3日基安発0803第2号)
陸上貨物運送事業におけるトラック荷台からの転落を防ぐために荷台昇降設備・装備はありますか?
陸上貨物運送事業におけるトラック荷台からの転落を防ぐために
転倒災害の防止
STOP!転倒災害プロジェクト
外国人建設就労者の労働災害防止関係
外国人建設就労者のための安全衛生教材
保護具(保安用品)
公益財団法人日本保安用品協会
一般社団法人日本ヘルメット工業会